2004年12月05日

横浜・牛島監督

ネタの少ないオフ。昨年は何をしてたのか?と思ってみてみると、しきりにバレンタイン監督の心配をしていた。

というわけで、新監督の展望をやろうかと。
今年は仰木さん(オリ)、田尾さん(楽天)、牛島さん(横浜)の3人ですね。
仰木さんはいまさらだし、楽天もまだよく分からない(外国人と再生組の比重が大きいと思うんで)牛島さんをやりたいと思います。
牛島さんと田尾さんって共通点多いですよね。
・中日在籍。
・でも「監督・星野」の下ではやってない。
・解説者としては理論派の評価
・解説者としては「勝ち組」
・現場復帰は10年以上ぶり。コーチ経験もなし。
・いきなり、即戦力新人を預かる。

やはり、10年以上現場を離れてるのは不安が多いです。
落合さんで5年ですか。セから離れたのは96年が最後ですが、ヤクルトはそのころからメンバーはあまり変わってなかったりするんですから。
特に、勝負勘という意味ではしばらく苦労するのではないかと思います。

(調子に乗って書いてみたらかなり長くなったので続きを読むへ)



投手編。
やはり、投手出身だけあってインタビューでも投手陣再建の話が多いようです。

そもそも、どういうタイプの投手観なのか?ってところが気になります。

近藤貞雄監督の下で優勝経験があることを考えると、近藤−権藤路線の「肩は消耗品理論」かもしれません。
投げ込みにそれほど価値を見出さないタイプですね。
その一方ロッテでは、金田監督の下でやってますし。
解説者生活が長いので独自理論を築いているかもしれません。

横浜投手陣を考える前提としては、まず、明るい話題は多いということです。
特に、セドリックがいいですね。
横浜は外国人投手をハズシつづけてきましたが、ついにアタリがきました。
来季は彼が軸になるでしょう。

横浜投手陣再建のミッションを考えてみると、
1.那須野、染田両新人順調なデビュー
2.吉見再生
3.斎藤隆再生
4.三浦の負担軽減
5.佐々木の保険
・・というところでしょうか。

1.二人とも4年時好調という勢いを大切にしたいですね。
1年めにダメだと、時間がかかるタイプのような気がします。
2.吉見が全盛期近くまで戻って10勝以上することが浮上の条件です。
3.斎藤隆も先発でも後ろでも戦力にならないと苦しいですね。
結果的には、リリーフ転向が失敗でした。年齢的に「うまさ」を加味すべきときにリリーフでストレート偏重のピッチングをしていたツケが来ているかと。牛島理論でうまさを教えてあげて。
4.三浦は正直エースと祭り上げられるよりは3番手、4番手の配置のほうが、いきるんではないでしょうか。(阪神の藪と同じように)
番長というよりは番長の左肩越しからメンチ切る担当というか。
5.リリーフの佐々木にも全幅の信頼はおけないでしょう。ダメだったときのための二の矢、三の矢を用意しておけるかというところです。

横浜の投手陣がここまで落ち込んだ理由ってのを考えてみると、高校卒投手の育成能力を過信しすぎたということがあると思います。
横山(現・日ハム)より下、神田(すでに退団)から秦とかそのあたりまでの数年間かなりの数の高校生を指名しているにもかかわらず、ひとりもモノにならなかったという点です。

他球団はその世代に、井川(阪神)、五十嵐(ヤク)、林(読売)、朝倉(中日)、大竹(広島)、を出している点を考えてもこの育成ベタは深刻です。

最近のドラフトでは明らかに方向転換してきているように思います(高校生投手を採らなくなってきた)が、なんとかこの世代から一人でも二人でも出てきて欲しい。今からでも遅くはない。

ながながと書きましたが、投手力が向上するのは間違いないでしょう。
むしろ、攻撃のほうが心配です。

野手編。
まず多くの横浜ファンは数年後の(といってもごく近い未来)スタメンをこう予想、というか希望してるのではないでしょうか。

2.相川
3.佐伯(外国人)
4.内川(種田)
5.村田(吉村)
6.石井琢(藤田)
7.古木(鈴木尚)
8.多村
9.金城

このままスクスク育てばものすごくスケールの大きな打線になりそうです。

しかし、このスタメンで問題なのは、「つなぎ役」というか「自己犠牲」に徹するタイプがいないということです。

今季は特にそうですが、チーム打率、本塁打がいいにもかかわらず勝負に弱いのはこういう部分が欠けているからです。それが徹底されているヤクルトの後塵を拝することになるのです。

石井や鈴木も昔はもう少し自己犠牲精神あったと思いますが、権藤野球の洗礼をあびたのと、ここ数年の不振で自分のことで精一杯という感じに思えます。

森さんのときに種田や小川をとったのは、「ひとりでも多く自己犠牲のできる人を」ということだったんですが、チーム全体を覆う「自分勝手流」にそまってしまった印象です。
こういうことはママあって、中日から西武に移籍したときの平野なんかがそうで、(ちょっと古い話)中日のときはかなり勝手にやってたんですが、石毛、辻などの姿勢をみて、西武では自己犠牲男になるというようなことがありました。(つまり横浜とは逆ケース)
チームカラーというのはそういうものです。

この「平成の野武士軍団」をどう舵とりするのかというのが見ものだなと思います。

投手出身の監督というのは権藤さんをのぞいてたいがい固くいくのが好きです。
2番には送りバンドをさせたい。
しかし、内川のバンドをファンが望んでるか?
そういうジレンマをかかえ続けることになるでしょう。

とにかくスケールダウンさせることは避けてほしい。
平成の流線型打線とかメジャー流の打順とかいろいろやりかたはあるかもしれませんが、とりあえず、この野武士たちに自己犠牲精神を植え付けていかなくてはいけません。
バントとまでいわないまでも進塁打はこころがけるとか。
これはたいへん難しいでしょうが。

わりとてっとりばやいのは、「自己犠牲のできるベテランをFAやトレードでとってくる」というやつです。
阪神はこのパターン。金本と片岡が来てくれたおかげで、若手も見習って・・という風になりました。

上にも書いたように、中途半端な補強ではチームカラーに流されるでしょう。強烈なキャラをぶち込まなくては体質は変わりません。

ありえない話ですが、石井と宮本(ヤクルト)のトレードとかあると・・・横浜は強くなりそうな気がしません?
posted by しけたろう at 11:03| Comment(4) | TrackBack(1) | 横浜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです♪(覗いてはいたんですけどね・・)
コチラのサイトを知って、まだ数ヶ月。
実は、オフの時は、どんな野球ネタが飛び出すのか密かに心配していた私(爆)
でも、今日の日記読ませていただいて、こう言うネタがあるんだな・・と安心しましたw
Posted by えす at 2004年12月05日 22:21
コメントありがとうございます。
本当にオフはネタがないんですよね・・
正直契約更改とかもあんまり興味ないし・・

調子にのって総括を全球団やるか?

去年の傾向だと、このあとは新入団選手の背番号話などをやる予定。
Posted by しけたろう at 2004年12月06日 21:41
トラックバック、どうもです。
横浜ファンの一人として、最近のファンの傾向を見ていて思うのは、「若手の選手が活躍したときに、その実力が本物だと思うのが早すぎるのではないか」ということです。一度しか二桁を勝っていない吉見を「左のエース」と呼ぶのは早すぎるし、打席で粘れるだけの技術を身につけていない村田を「四番候補」と持ち上げるのもどうかと思うんですけどね(^^)。
ここ2年の惨状を考えたときに、ファンとしてまず一番に考えるべきことは何なのか、ファンの側も考えなければいけないのでは、と思ったりもします。
Posted by momiageyokohama at 2005年02月17日 23:59
momiageyokohamaさま

コメントありがとうございます。
あまりなじみのないところにTBをはるタイプではないのですが・・
読んでいただいてありがとうございます。

最近のファンはドラフト前から情報を集めてるので、プロで1年成績をだしただけで
「はい、本領発揮したよ」という錯覚に陥るのかもしれませんね。

ファンが夢をみるのは仕方がないにしても、
首脳陣や球団がそれで浮ついてるような気もしますんで、そこが問題かも。
Posted by しけたろう at 2005年02月18日 14:14
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