2005年01月23日

試合時間短縮策を考える

球界改革を考えるとき、必ず議論されるのが時間短縮の問題である。何年も前から議論されているが、一向に改善されない。

最初に自分のことをいっておくと、僕自身は試合時間が長すぎてつまらないと思ったことはほとんどない。
逆に、8時半なんかに試合が終わろうものなら、大いに不満だろう。
結局そういう試合は新聞記事でいうところの「淡白な攻め」に終始しており、「もっと工夫が欲しかった」という感想になるだろう。(贔屓チームが勝っても負けても)


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よく批判される、テレビ中継が途中で終わることについても、それほど不満はない。
7時から9時半だろうとやってくれるだけ有難いと思うし、ラジオに移行するだけだ。
テレビが中継を打ち切った不満よりも、ラジオをつけてまで結果が気になる試合にぶち当たった高揚感のほうが高い。

関西にすんでるので、神宮の巨人戦などでは、電波がとどかなくて、「また高津が炎上しているのでは?」などとやきもきして、スポーツニュースまで何も手につかない(今はインターネットで分かるけど)ということもママあるが、そういうゲーム展開になったことが嬉しかったりする。

毎試合ゲームセットまで結果に関心があるわけじゃないからね。ワンサイドになることもあるし。

途中で終わるとかそういうことには、やや慣らされている部分があって、試合のつづきがみたいとかそういうのもタマにはいいじゃないのと思うのだ。
(むしろ、イニングの頭が映らないとかのほうが腹が立つ)

球場に行っても同じでそれほどダラダラしてイヤだとは感じない。
球場に行けば、「場を楽しむモード」に切り替えてるし(つまりテレビ観戦のときとはのめり込みかたが違う)、
イニングの合間もトイレに行ったり、ビールや食べ物を買いにいったり、風船をふくらましたり、いろいろやることはある。

神戸(旧ヤフー)では子どものレースとかやったりしてるが、時間短縮といってああいうのを辞めてしまうなんてことがあると、本末転倒という気はするが。バッター登場の音楽とかも。

さらに、自分の話をつづけると、
自分の家から甲子園球場までは1時間半ぐらいかかった。
ウチの父親はワリとキチッとした人だったので、10時ぐらいの帰宅を目安にして8時半ごろにはゲーム展開に関わらず帰宅の途に着くというパターンだった。(小学校3,4年のころの話)

何が言いたいかというと、「帰宅の時間は決めて球場に来ている人も多い」ということだ。

だから、リリーフ投手が投げてるところなんか、全然見たことがなかったんだが、当時はブルペンが外だったんで、
「あ、福間が投げとるで」とか
「あれ誰や?」とか
ブルペンだけみて満足してた部分があった。
今はブルペンが室内になったのでつまらなくなっただろう・・

8時半だろうと9時だろうと10時だろうとファンは自分の都合で帰るのである。
だから、むしろプロ野球は「延長戦をいつまでもやる」というスタンスのほうがいいと思う。
せめて延長15回制を復活させてほしい。
12回というのは
・抑えから逆算して計算がたつ。
・リリーフの無駄遣いのトバッチリが少ない。
・なんだか自分たちを守ろうとしている。
・・・ということを感じる。

明日をも帰りみずその日の勝利に執着する。
計算ヌキでフラフラになるまで戦っている。
そういう姿を見せるほうが感動するし、ファンも嬉しいだろう。
だいたい、「メジャーもやってる」ことでしんどいコトは拒否するってのもどうかと思うし。

格闘技だって、3分3ラウンドやって判定になるよりも、桜庭−ホイスみたいに1時間半以上戦うほうが面白いんだし。(ってちょっと違うけど)

とはいえ、試合時間の短縮自体はやったほうがいいことだと思う。(9回で終わった場合)
やはり、プロ野球に興味がなかった人がプロ野球を見に行こうと思い立って、「3時間以上は当たり前、3時間半もザラ」と聞かされると引いてしまう部分はあるだろう。

で、短縮策について・・
メジャーでは
「イニング間の攻守交替時間を2分5秒以内」
「走者がいない時の投球間隔を12秒以内(以前は20秒以内)」

この二つを実践して試合短縮に成功したそうである。

ソース
日本プロ野球の長時間ゲーム化の実態を検証する
「堀内監督、職場放棄率8割!」



攻守交替については、よく全力疾走といわれるが、メジャーでも全力疾走で攻守交替しているわけではないだろう。
Rソックスのラミレスが外野まで全力で走ってるとは思えない。

日本の場合ファウルグラウンドがメジャーより広い。
甲子園も広いし、ドームも多目的に作ってるんだからそれは宿命みたいなもんだ。
だから、まあメジャーと比較するのはどうかな〜とか思うが。
なるべく早くするに越したことはないだろう。

次に、投球間隔の時間だが、これはどうか。
これものんびり自分のペースで投げていてあの程度の防御率だったら、時間を意識してどうなるのか?というところがあると思う。
それは、時間を計って、ボーリングやダーツをやってベストスコアを出すのが難しいのと同じではないか?

で、いろいろ考えると、行き着くのは「飛ばないボールの使用」である。
今、投球に時間がかかるのは、下位打線でも不用意に投げると本塁打があるというのが原因のひとつだろう。
1番から9番まで全員に神経を使って投げてるから時間がかかるといえる。
そこで、「飛ばないボール」を使用して「安全パイには安全パイなりの投球」を可能にさせる必要があるのではないか。

「飛ばないボール」に関しては、メジャー使用球を使おうとか、五輪の公式球でとかいろいろ言われている。
僕自身が考えるには「日本の野球が面白くなるボール」を使うべきだと思うのだ。

メジャーだって、飛躍的に本塁打が増えたかと思えば、そうでもなくなったりして、ようするに、打者と投手のバランスを見ながら反発係数をいじったりしてるんじゃないだろうか?

だから、日本だってメジャーに合わせるよりも日本人が見て面白いと思う野球になるようにボール業界が努力するというのがいいと思う。

例えば、チーム防御率は3点台が4チーム、4点台が2チームぐらい。
個人では2点台がリーグで二人ぐらい。
3割バッターは10人前後、本塁打王は40本前後とか
「理想のプロ野球の状態」を想定してそこに近づくよう、ボール業界がウラでゴニョゴニョしてくれればいいんじゃないだろうか?と思うのだ。

投手と野手のバランスをボールで調整するってことで。

本塁打記録が生まれてもその数に素直に感動せず、「飛びすぎなんじゃねーの?」と言う疑念が先に浮かぶ国民性である。

メジャーといっしょのボールです、五輪の公式球ですと言ってみたところで、結果がハッキリ出なければ意味がないと思う。

ミズノもボールの開発能力に自信があるなら、「ボールを変えて、記録をイジれる」というのも可能だと思うのだが。

posted by しけたろう at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 球界再編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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