2005年04月07日

捕手世代交代論

古田が不振だと
「後継者を育てていないツケ」だとかなんとか外野がやかましい。
確かに後継者育成は課題だけどね。よそに言われる筋合いなんかないわい。

というわけで、いろいろな球団の捕手世代交代について考えてみた。

広島
・92年に達川が引退。結構最後まで目いっぱい出てた。
・93年は最下位。94年、96年と西山はベストナインとGグラブを獲ってる。
・西山は打つほうはあまり目だってないので、守備とリードでポジションをとった感じ。
・でも、だんだん瀬戸などとの併用が増えていった。
・チーム防御率が悪いのも一因か?
・昨年から石原が正捕手。現在、故障中なので倉と木村一の併用。

巨人
・80年代後半山倉引退後、村田真一が正捕手候補
・若いころから弱肩といわれていて、中日から中尾とか西武から大久保とかを取ってきて併用。
・さらには杉山や村田善則など若手との併用も。
・晩年はややトリッキーなリードも評価されたが
・打撃自体は長打力があり下位にいると怖い感じはあった
・阿部獲得で1年めから起用。02年の優勝は阿部。

阪神
・92年の2位躍進のころには山田になってた。
・その前は木戸。リードは良かったと思うけど・・。「すばやい送球で弱肩をカバー」というのはこの人がベテランのときもそういう感じ。
・山田は強肩が売りだったけど、「弱くない」程度・・
・それにしても打てなかった。久慈と山田は「投手が三人並んでるのと同じ」といわれていたことも・・
・というわけで、打撃のいい関川登場。
・リードに問題あったんだっけ?ま〜チームも弱かったしな・・
・関川と矢野トレードで入れ替え。
・矢野も阪神1年目は2割そこそこの打率。
・日ハムで正捕手だった野口も獲得。捕手にカネをかけているチーム。

中日
・星野1期目就任早々中尾から中村に交替。中尾は外野転向後、巨人にトレード
・中村は88年、99年の優勝に貢献。
・強肩で打撃も長打力あった・・
・中日時代の矢野はガチガチのNO.2というわけでもなかったんだろう・・外野転向もずっと言われてたし。
・中村の肩にかげりが見えるとFAで谷繁獲得。

横浜
・谷繁は高校卒入団早々1軍の控え捕手の座をゲット。
・このころは若菜さんとかかな?
・秋元とか市川とポジション争いの時代がつづく・・
・大矢さんがバッテリーコーチになった時点からメイン捕手という感じなのかな?
・98年の優勝のころには古田と並び称される名捕手・・
・谷繁FA離脱。中村を獲得。
・相川は・・伸び悩み?小田嶋とかは・・?
・でも相川しかいないよね

パもやるか・・

西武
・伊東は若いころから、大石、大宮、中尾、植田など控えにビッグネームを呼ばれてた・・
・そこを補強できるチーム力だったということ。
・98年の横浜との日本シリーズあたりから伊東の弱肩が話題に・・
・オリックスから中嶋FA移籍。松坂などとバッテリー組むも正捕手とならず・・
・伊東引退で、細川、野田併用策。盗塁阻止率が課題。

ホークス
・吉永・・打撃文句なし。城島成長で半ば打撃を生かす形でDH、一塁に転向
・城島・・英才教育の結果。入団3年でほぼ正捕手。
・ポスト城島対策も、的場、大野、加藤と大学ナンバーワンをウラ技含め獲得しているが・・
・今の控えは元日ハムの田口

日ハム
・上田監督時代田村から半ば強引に田口に交替。
・打てない田口に不満だったのか、ヤクルトで古田の控えだった野口をトレードで獲得。(相手は城石)
・野口は打撃不振に陥ったり、盗塁阻止率がガタ落ちしたり・・で信頼をなくした?
・で、阪神にトレード。
・高橋信は高校卒D5位入団なのでかなりダークホース的・・
・今は打撃優先の感は否めない。盗塁阻止が課題。

ロッテ
・定詰、青柳併用ってのが結構あったような(青柳はヤクルトにトレード)
・清水獲得。青山学院出身で強肩・強打と思われたはず・・1年目から起用。定詰は阪神にトレード
・強肩ではあったが打撃に苦しむ・・
・バレンタインになって、里崎、橋本が打撃優先でポジションゲット。(清水は中日にトレード)

オリ
・95年優勝のときはメインで中嶋。96年は高田。
・そのあと、半ば強引に日高を起用。三輪も併用。

近鉄
・山下、古久保、光山三人でまわしてた・・なんて時代がありました。
・的山は打てない。
・礒部は打撃を生かすため外野転向。


・・そんなわけで、今キャッチャー事情がうまくいってるように見えるのところは、
FA、トレードをうまく使ってる。(中日、阪神、ソフトバンク)
それぐらい、捕手育成は難しいというところだ。
短期間で結果が出たのは城島ぐらいで、
阿部とて捕手としての評価は高いともいえず・・(投手がいい)
中嶋や中村のようにその経験をいかして、チームを転々としている選手も出てきた。

古田が難しいのは3割20本の打撃があるというところ。
そして、彼が5番とか6番を打つぐらいの打線(他にいくらでも強打者がいるわけではない)ということだ。
昨季終盤は4番だった。

古田が5番に入る貧打線

ディフェンスで1点でも少なく

古田の肩がネック

古田ハズシ

打線がさらに弱く・・

・・・というスパイラルが存在する。

肩が弱いといっても、打撃が衰えない限りかえるのは難しいだろう。
リードはいいわけだし。
走られた分は打撃で返してもらうというのが今の落ち着きどころだ。

古田後のことを考えると、小野がメイン、打撃で福川・・というところ?
実践経験が不足してるのでダレがやっても未知数というところ。
経験だけはあるようなベテランをつれてくるというのも一つの策かな?

※盗塁阻止率は
3割は欲しい。4割で強肩というところか。

盗塁阻止率ランキング(02年まで)
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Samos/7606/sosi.html


posted by しけたろう at 23:26| Comment(5) | TrackBack(0) | ヤクルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
スルーしてしまおうかと思いましたが
捕手の話なので此処はバッテリーフェチとしては
なんか書きたいなと思いまして。

西武の捕手交代劇ですが
伊東に衰えが目立って来た90年代後半には
高木大成が慶応から捕手として入団しています。
一時期は1シーズンを伊東と大成がちょうど2分して戦っておりますが
その後大成は野手に転向(弱肩なんですよねー)
その後は伊東自身が後継者としたかったのが和田
そうあの最強の5番打者と云われた和田ですが
かれは捻挫癖と腰痛持ちなんで
結局は打撃を買われて外野手に転向。
現在まで伊東の後継者は未だ決まらずなんですが
今年入団した高卒捕手星が結構いいようです。

Posted by しず at 2005年04月10日 23:40
以前、PS2で出ている「ベストプレープロ野球」で、各チームごとに過去20年ぐらいのオールスターを組んでみる、というマニアなことをやってみた(^^)のですが、キャッチャーを編成するのに一番困ったのはロッテでした。
他のチームは3人ぐらいは名前が挙がる(野手枠は16人)のに、ロッテだけは清水将の後の名前が出てこない。仕方がないので、試合出場数は少ないながらも、青柳を控えで入れました。
なお、近鉄の場合は「的山をキャッチャーに、磯部を外野に」というスタメンを基本オーダーを組もうとしたのですが、磯部のキャッチャーでの守備力をE(S・A〜Eという区分なのですが)と設定した(的山はC)にもかかわらず、コンピュータは磯部をキャッチャーとしてスタメンで使い続けるという判断をしました。
Posted by momiageyokohama at 2005年04月11日 02:45
コメントありがとうございます。

>しずさん
そういえば、高木大成は捕手として評価されたということで西武にしたような記憶が蘇ってきました。
和田は守備も定評があったようですね。アマ時代は。
しかし、貝塚含め元・捕手が戦力になっていると言う点では随一でしょうね。西武は。

>momiageyokohamaさん
ロッテ・・確かに捕手難は20年ぐらい続いているのかも。
袴田、斉藤のころも併用だったし、ディアスが捕手っていうこともありました。

近鉄・・ベスプレは打ち勝つ志向でヒルマン・マレンタイン路線に近いんでしょうか?
Posted by しけたろう at 2005年04月11日 10:32
>しけたろうさん
ベスプレは、監督采配の傾向も変えられるのですが、一応ここ20年ぐらいを代表する監督を仰木さんとすると、「打撃>守備」かなということで、多少打撃重視という選手起用ということになったのかもしれません(細部を見ると、必ずしも仰木さんが打撃重視だったということは言えないかもしれませんが、あくまでゲームなので)。
あとロッテは、清水・吉鶴の併用という時代もありましたね。
Posted by momiageyokohama at 2005年04月12日 00:31
>しけたろうさん
ベスプレは、監督采配の傾向も変えられるのですが、一応ここ20年ぐらいを代表する監督を仰木さんとすると、「打撃>守備」かなということで、多少打撃重視という選手起用ということになったのかもしれません(細部を見ると、必ずしも仰木さんが打撃重視だったということは言えないかもしれませんが、あくまでゲームなので)。
あとロッテは、清水・吉鶴の併用という時代もありましたね。
Posted by momiageyokohama at 2005年04月12日 00:34
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