2005年04月18日

古田敦也ってどんな人?(後編)

前編はこちら

1年目にレギュラー獲り、オールスター出場
2年目に首位打者、3年目にリーグ優勝
4年目に日本一と
順風満帆を絵に描いたような野球人生を送ってきた古田だったが、94年は一転挫折を味わう。
試合中に右手人差し指を骨折し、76試合の出場に留まってしまう。
チームもFAで落合を獲得した巨人に優勝を許し、ロクに優勝争いもできないシーズンを過ごしてしまう。

95年には広沢、ハウエルが巨人に移籍した一方でヤクルトの補強はオマリー、ミューレンと他球団が契約を結ばなかった外国人だけ。
さらには、古田捕手が94年と同じところをキャンプ中に骨折するというアクシデントが発生し、下馬評は最悪。
しかし、フタをあけてみれば、82勝の独走優勝。(130試合)
97年も清原を獲得した巨人に対し、ヤクルトは巨人を追われた落合にもふられたあげく、広島を自由契約になった小早川で手をうった。さらには、オマリーにかわる新外国人ホージーの評価が低く、これまた最悪の下馬評・・
しかし、こちらも83勝(137試合)の独走優勝・・
田畑、廣田などを復活させ再生工場とよばれたが、これも古田の配球センスによるところが大きい。

(ちなみに95年オフフジテレビのアナウンサーだった中井美穂さんと結婚)

このときまでのヤクルトは
「野村監督がいなくなったらどうなるのか」
と言われていたほど、監督に依存していたチームのように見られていた。
野村監督の指揮が卓越しているからの3度の日本一であって監督が変われば崩壊するのでは・・と思われていた部分もあったのだ。

そして、99年野村監督が勇退。9年の任期をまっとうした・・・と思ったら、阪神に電撃移籍。
ここにヤクルト対阪神で古田対野村の師弟対決が生まれることになる・・

そういう意味で01年の優勝(日本一)は野村監督からの自立ということで改めて評価を高めたといえるだろう。
さらに、この年の優勝のあと
01年オフ石井
02年オフペタジーニ
03年オフ高津
04年オフ稲葉
※00年オフ川崎
と、主力の退団が相次いでいるにもかかわらずAクラスをキープしている。

守備面では強肩としてならしてきた古田・・
93年は.644、00年は.630。入団以来00年まで96年以外は全てリーグトップ。
それが04年は0.258でリーグ最下位・・
打撃の衰えはそれほど感じないが
肩からきていたとは・・

来年はプレーイングマネージャーなんて声もある。
40歳で監督に・・なんていう球団の皮算用をあざわらう現役での充実ぶりだ。
個人的には、そういう球団の都合とかは抜きにして自分の納得いくまで現役を続けてもらいたいと思っている。
posted by しけたろう at 21:12| Comment(2) | TrackBack(4) | ヤクルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
前編後編ともにうんうんと頷きながら読ませていただきました。
2000本安打目前、私の中では、この記録を達成しても、ご自身がいける!と思うところまで、どんどん世界を広げていって欲しいなと思わせてくれる選手です。
Posted by osa at 2005年04月19日 10:50
エピソードの羅列で、お恥ずかしいかぎり。
古田さんには1年でも長く現役でやってほしいです。
読めないのは、「捕手」にどれぐらいこだわりがあるかで、
ファーストでも打てる限りやるというタイプなのか・・
そのあたりが心配かと。
Posted by しけたろう at 2005年04月20日 19:34
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

あと3本
Excerpt: 「眼鏡をかけた捕手はプロでは成功しない」 いったい誰だろう?こんな事を言ったのは
Weblog: 僕の軌跡と奇跡
Tracked: 2005-04-18 21:59

偉業達成に向けて
Excerpt: 我らが燕の要、古田の偉業が目前。 今季、開幕22安打目の待ちに待った初安打から・・・。 昨日は試合もなかった事もあり、古田ブログが更新されていました。 ★古田敦也公式ブログ 「あと3本になっておもう..
Weblog: Rookie’s BAR
Tracked: 2005-04-19 09:43

古田さんてこんな人
Excerpt: 自分では上手くいえない…と思っていたら、しけたろうさんがすばらしくまとめてらっしゃったのでリンクさせていただきました。古田敦也ってどんな人?前編・後編そうだったそうだった!とか頷きながら読んじゃいまし..
Weblog: swallowstars
Tracked: 2005-04-19 10:54

[野球]古田2000本
Excerpt: 無事勝ち試合に達成できたようで。 そしてチームも密やかに最下位脱出。 僕はチームの勝敗とは離れたところで騒がれる個人記録ってのは大嫌いなんですが、古田の歩みは90年代ヤクルトの歴史とともに、そして僕の..
Weblog: フランス公法学研究日誌
Tracked: 2005-04-25 01:06
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。