2005年04月20日

堀内監督と阿波野コーチのツーショットのウラ

「きょうろぐ」でも少し話題にでたが、
プロ野球というのは過去の因縁というか、人のつながりを知ってるとより楽しめるものです。

そういう意味で今年なかなか興味深いなと思うのが、巨人の堀内監督が1軍投手コーチのメインに阿波野コーチを持ってきたということです。
阿波野コーチは昨年も1軍投手コーチでしたがブルペン担当で、ベンチで投手交代を進言したり、マウンドまで投手を励ましにいったりというのは昨年は池谷コーチがやっていました。(今季は日テレ解説に復帰)

阿波野といえば、89年の近鉄優勝時のエースという印象が一番大きくて、
98年の横浜優勝のときに貴重なリリーフ左腕として50試合に投げて貢献したということもありました。

というわけで、巨人にも在籍している(95〜97)のですがその印象はおそらく薄いでしょう。
96年に巨人は優勝して日本シリーズでイチローのいたオリックスと対戦していますが、
そのとき、長嶋監督は河野、川口、宮本らとともに『レフティーズ』として持ち上げました。

96年は阿波野投手は公式戦で4試合にしか投げてないにも関わらず、日本シリーズでは3試合も投げています(5試合中・無失点)

96年の4試合に続いて、97年は1試合にしか投げていません。
98年の活躍ぶりをみれば、ある意味干されていたという見方ができます。
そのときの投手コーチが堀内なのです。

96年は堀内、宮田体制でしたが、97年からは宮田が抜けます。(角コーチ就任)
98年からはヘッド格になり池谷コーチが就任という流れです。

堀内は投手として能力がないと思ったから、横浜に阿波野をトレードに出し、
阿波野にしてみれば、力があるのに使ってもらえなかったコーチが堀内であるといえます・・
阿波野が横浜で活躍したので、堀内は悔しかったはず。

ま、そういう二人が何の因果か、巨人の監督と投手コーチの関係に。
阿波野にしてみれば、一応外様(近鉄出身)でありながら、1軍コーチを任されるというのは有難いことだと思っているだろう。
一方、堀内のほうは阿波野のコーチとしての手腕を評価してもことなのだろうか?

投手出身監督には二通りあって、
星野監督のように、投手コーチにほぼ任せる人もいれば、
東尾、権藤両監督のように、自分のセンスを優先させる人もいる・・

堀内はどちらだろうか・・
今年は、とりあえず、後ろにも人材をさくという方針ではあると思うので、
これは、堀内の哲学ではないと思う。
(堀内は解説のころから中継ぎは先発ができない人がやるものだと言う方針)
だから、普通に考えれば阿波野の意見をよくとりいれているのではないだろうか?

それから阿波野はその経歴的なことをみると、投手コーチとして成功する素養はあると思う
・先発だけでなく、後ろの経験もある
・若い時だけではなく、故障などを乗り越えて(球速が落ちてからも)、年をとってからも活躍したことがある。

工藤(年上)とか桑田とか難しい投手が多いのは事実だが。

※阪神の投手コーチ(久保)も近鉄出身なんだよな〜



posted by しけたろう at 20:19| Comment(4) | TrackBack(1) | 読売 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ちょっとしたリクエストにこたえていただいてありがとうございます!
やっぱこういう記事、面白いですわ。

いやね、古田の紹介記事の前後編があんまり面白かったもんで、「もっとライバル伝説」みたいなのが読んでみたいと思ってたんですよ(古田とノムさんも、ある意味ライバルでしたもんね)。

やっぱり登場人物の人間関係がわかると、試合の面白さは倍増しますよね。
Posted by カネシゲタカシ at 2005年04月21日 17:14
いや、特にこのネタはリクエストに答えたつもりもなく・・、もともとこういうの「のほほん野球日記」の守備範囲ですね・・。
リクエストに答える形のは別に用意してますので、お楽しみに・・
Posted by しけたろう at 2005年04月21日 21:21
 96年の日本シリーズは印象的でした。阿波野投手はイチロー/ニール両選手を完璧に封じていましたね。97年の公式戦1試合というのは、四球1つ→ファームへ、だったと思います。
 ご指摘どおり、阿波野氏は、先発・中継ぎ・抑え、故障、速球派/技巧派、そして読売ジャイアンツという難しいチームへの在籍。非常に幅広い経験を持ち(笑)、現役時代から週ベのベースボールクリニックをスクラップしていたとも言われるほど研究熱心でもあるので、コーチとしての素養は充分だと思われます。
 今注目しているのは、阿波野氏の大学の後輩・佐藤宏志投手の起用法です。あのフォームへの改造など、当然阿波野コーチが指導しているはず。今季ここまで非常に活躍し、反面、酷使が心配されています。
 佐藤投手の起用をめぐって、堀内−阿波野両氏の関係も見えてくるかもしれません。
Posted by Honeywar at 2005年04月26日 02:10
佐藤はなぜもう少しいいところで使わないのかな〜と思いますね。
中継ぎ左腕陣のなかでも、素材の林、実績の前田についで3番手扱いのようです。
試行錯誤の結果、ようやくあれだけの球を投げられるようになってきたわけですから、
正直な話、92年の田村(阪神)ぐらい、「使いすぎてパンクしました」というぐらい使ってもいいと思うんですよね。去年まではあんまり役に立ってないんだし。

堀内監督はああいう変則はあまりスキじゃないのかな?
Posted by しけたろう at 2005年04月27日 00:27
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

「灼熱のファーム」を佐々木投手に
Excerpt: ここから這い上がるのは大変だけど、2000年・横浜の阿波野投手は帰ってきてくれた。
Weblog: Honeywarの野球日記
Tracked: 2005-04-26 01:41
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。