2004年09月07日

赤ゴジラの衝撃

先日の試合で広島の嶋重宣選手が30号HRを打ちまして、3割30本を確実なものとしましたね。
http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200409/bt2004090507.html

まぁ、新人や新外国人をのぞいて、ほとんど実績のなかった現有戦力のなかから3割30本の選手が「ぽっ」と出てきたことなどあったでしょうか。

おそらく、ないでしょう。はっきり言って、200本安打のイチローの出現に匹敵する大事といっても過言でないと思うんですよ。

・いきなり3割
これは、まぁあるんですよね。意外と。
2000年に3割4分6厘で首位打者になった金城龍彦選手とか、(2年め)
少し古いところでは、91年に首位打者になった平井光親選手(ロッテ・0.145から0.314)など。(3年め25歳のシーズン)

あと、99年の佐藤真一選手も規定打席には到達してないんですが、113試合で0.341打ったことも記憶に新しいかなと。
プロ入り7年目34歳のシーズンのことでした。

いきなり30本
まぁこれが難しいんですよね。なかなかいません。
普通の成長曲線は、ヒトケタ→20本前後→30本というふうになりますからね。

例えば、今回の嶋のブレイクって最近じゃダレが一番近いのかな?と考えると小笠原道大選手かな?と。

99年に捕手から一塁手にコンバートされるとホームランは1本から25本に増えたんです。

でも、コンバート前も代打の切り札的存在として、71試合で0.302打ってますが。

打撃がいいからコンバートしたわけですが、これほど打つとは思ってなかったのではないでしょうか?

他には、広島の外国人ディアスが1年目、2年目、8本ずつだったのに3年めでいきなり32本というのがありますね。

前年のHR数を大きく伸ばした例としては秋山幸二選手
4年目の4本(54試合)から5年目の40本(130試合)というのがありますね。

嶋選手は昨年まで110試合の出場で3HRでした。

投手経験のハンデを克服
プロに入ってからも数年間プロをやった選手の限界を超えたと思うんですよ。
嶋の投手経験は4年です。

それまで、投手経験者で一番成功したのって畠山準(大洋・横浜)の93年、94年ごろだと思うんですよ。
打率が2割9分から8分、HRが14本(93年)(ともに規定打席到達)。
畠山選手も投手経験は4年。

ヤクルトの宮出とか巨人の三浦とか他球団の投手からの転向組にも勇気を与える結果だと思います。

あれ、でも宮出と嶋は1歳ちがいか。
宮出はちょっと長すぎたかな〜。(6年も投手やってた)



posted by しけたろう at 22:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 広島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。記録オタ的に好きな話題だったのでコメントさせていただきます。
とりあえず投手経験のある打者成功者というと愛甲(O→D)・石井琢(Bs)あたりが思い浮かびますね。
30本到達ということで見ると小笠原よりは石嶺(Br)や山崎(D)、最近では和田(L)の方が近い雰囲気あったような。古い選手だと田代(W)、落合(O)あたりもレギュラー初年でいきなり3割30本やってたと思います。
首位打者とれればS56年の落合以来の「初規定打席首位打者で30本」かも。来年は三冠王かな(笑)。パでは今年も中島(L)がそれに近い成績ですよね。この人も高校時代には投手やっていたらしいけどあまり話題にならんあたりにパの悲哀を感じます(^^;
Posted by shige at 2004年09月08日 12:04
コメントありがとうございます。
意外と貧弱なデータ環境で、数冊のデータ本とネットを駆使してヒィヒィいいながら、(ダレに頼まれたワケでもなく)書いてるので、こういうリアクションがマジでうれしいです。

愛甲はプロで投手経験があるということを知りませんでした。
3年もやって1軍登板が60試合もあるんですね。

石井琢朗の投手経験はもちろん知っていましたが、「スラッガー系」が念頭にあって外してしまいました。

ご指摘の選手について調べさせていただきました!
石嶺選手は85年77試合14本を経て、86年126試合33本。
山崎選手は95年66試合16本を経て、96年127試合39本(本塁打王)
和田選手は01年82試合16本から02年115試合33本
落合選手は81年57試合15本から82年33本(この年、0.326で首位打者)

レギュラー抜擢1年めで期待に応えた(30本越え)のは立派にちがいないですが、前年の成績をみるとレギュラー抜擢も必然といえる成績を残してますね。
フル出場に近ければ30本近くいくかもと思わせる成績というか。

その意味では、田代富雄選手の76年89試合で8本から77年35本というのは、今年の嶋に近いかもしれませんね。
http://www.kernelsupport.co.jp/atonan/sensyu/tasiro.htm

中島!
彼はスゴイですよ。
昨年44試合で4本から現在124試合で25本ですからね。
守備位置を考えれば赤ゴジラ以上の衝撃かもしれないですね。

96年のA・ロッド、0.358(首位打者)、36本並の衝撃と言っていいかも?(いいすぎか)

そういえば、落合選手も当時(初首位打者)は2塁だったんですよね。
Posted by しけたろう at 2004年09月08日 15:39
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